1930年代まで米陸軍で使用された雑役用のワーキングセットアップです。アメリカの陸軍では、第二次世界大戦時は、既にBDUやワークウェアに防毒性が高く、保護色となりうるODグリーンのヘリンボーンツイルを使用しているため、1940年代には既に正式に採用されていないといわれています。当時の資料を紐解くと、1930年代から施行されたニューディール政策の一貫であるCCC(市民保全部隊)が着用しています。これは世界恐慌の影響で失業した若者のために施行されたプログラムのため、米陸軍で使用されなくなるタイミングにこのワーキングセットアップが支給されたようです。当時の画像で、CCCの作業に従事する若者が着用する姿を多く見ることができます。彼らはプルオーバーの裾を割いてむりやりにコートスタイルにしていたり、半袖にカットしていたり、規制されることなく着用していたようです。このような流れで、トップスはプルオーバーから、コートスタイルに変更されますが、すぐに陸軍ではデニムの使用を中止したため、カバーオールタイプは短命に終わっています。第一次世界大戦にルーツを持つこのセットアップは、ブラウンデニムを経て着用された雑役用のワークウェアでした。ちなみに実物のプルオーバーは捕虜に支給されたもので背面に「P」が入っています。カバーオールにはステンシルが入っていました。「GOLD BRICK」は俗語で「怠け者」「サボる人」となります。「ワークウェアで怠け者・・・」ここにも二次利用された証拠となるエピソードが垣間見えます。
8番×10番 ライトオンスサンフォライズドデニム
■ カラー
インディゴデニム
■ サイズ
36,38,40,42
* (L) Body Length Back , (W) Shoulder Width , (C) Chest , (S) Sleeve Length
商品サイズの計測方法について 【ワンウォッシュ商品の価格について】※未洗いの商品価格に、下記のワンウォッシュ料金が加わります。
WAREHOUSE & CO.(ジャケット・パンツ):プラス1,000円(税別)
WAREHOUSE & CO.(シャツ):プラス500円(税別)
HELLER'S CAFE(ジャケット・パンツ):プラス1,500円(税別)
HELLER'S CAFE(シャツ):プラス1,000円(税別)
キャップ・ハット:プラス500円 (税別)